エイドリアン・ルイスがビブリオ・バルニフィカスによって足を切断する危機に!

2016年、米国テキサス州に住む
エイドリアン・ルイスは父の日に
家族と一緒に日帰り旅行へ
出かけました。

ポート・アランサスで海釣りを
楽しんだあと帰路へ。

何事もなく家に着いたルイスでしたが、
突然の頭痛と発熱に襲われます。

さらには足に発疹があることに
気づきました。

翌日、病院に行くと即入院
となったルイス。

彼に一体何が起こったのでしょうか?




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恐怖の人食いバクテリア

ルイスの体を蝕んでいたのは
人食いバクテリアの一種である
ビブリオ・バルニフィカスでした。

海水に生息するこの細菌は
一般的にどこでもみられる種類の
ものです。

体にできた傷口から感染したり、
菌を持った魚介類を食べることでも
感染します。

健常な人の場合はこの菌に感染しても
発症しないか、軽い腹痛を起こす程度で
済む場合が多いとのこと。

しかし、免疫力が低下した人や肝疾患を
患っている人などが感染すると、
発熱や悪寒、皮膚の痛み、湿疹、腫れ
といった症状が表れます。

非常に短時間で悪化するのが特徴で
皮膚や筋肉が壊死を起こし、患部を
切断しないと数時間で死に至る
こともあります。

これぞまさに人食いバクテリアたる
ゆえんですね。

全身に感染すると50~70%という
高確率で死に至るとのこと。

本当におそろしい細菌ですね。

足を切断!?

前述のルイスも足にできた傷口から
細菌に感染したとみられています。

菌に冒された右足は細胞が壊死を起こし
切断しなければならないほどに
悪化しました。

もう切断するしかないかに思われ
ましたが、壊死した皮膚をすべて
除去したことで症状が改善。

切断せずに済んだのだそうです。

片足をなくさずに済んで
本当によかったですね。

ちなみに患部を切除する以外の治療法
としては抗生剤の投与、ほかには
対処療法しかないのだとか。

悪化するスピードも速いですから
対処が遅れるともう命取りですね。

過去には2005年に米国で発生した
ハリケーン・カトリーナによって
運ばれた細菌に避難民が集団感染。

感染性胃腸炎を発症し4人が亡くなる
という惨事もありました。

また、ルイスと同じテキサス州でも
50歳の男性がビーチで細菌に感染。

足の傷から感染したそうで、
彼の場合は足を切断せざるを
えなかったのだそうです。

命には代えられないとはいえ
片足をなくすのは苦渋の決断だった
でしょうね。

日本での被害

この細菌による被害は海外だけでなく
日本でも発生しています。

2001年には熊本県で刺身を
食べた男性3人が感染。

1人が死亡、2人が重体となりました。

また、同年に静岡県の70代の男性も
感染し、壊死性筋膜炎と多臓器不全が
原因で死亡。

この男性はアルコール性の肝障害で
通院歴があったとのこと。

国内・国外問わず、海辺にいれば
いつ感染してもおかしくないですね。

まぁ海から離れていても台風などで
陸地に運ばれる可能性もありますが。

春から夏にかけて水温が20℃以上に
上昇する時期に細菌も増えるのだとか。

暖かくなる季節には要注意ですね。

基本的に低温状態には弱い菌とのことで
海産物でも15℃以下で保存していれば
ほぼ安全だとのこと。

毎年、米国では8万人もの人々が
感染し、約100人が亡くなっている
というビブリオ・バルニフィカス。

日本国内でもちょっとお腹が痛くなった
程度で気づいていない潜在的な感染者も
多いのかもしれません。

海に行ったり、海産物を食べて
それらしい症状が出たらすぐに
病院へ行きましょう。

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